メインコンテンツへスキップ
YouRouter でチャットモデルを使う主な方法は次の 2 つです。
  1. OpenAI 互換 API:ほとんどの用途で推奨。統一インターフェースで多モデルを扱えます。
  2. プロバイダー固有 API:統一 API に無い上流固有機能が必要な上級用途向け。
モデルとプロバイダーの選び方は ルーティング を参照してください。

OpenAI 互換 API

最もシンプルで柔軟な方法です。慣れた OpenAI SDK を使いつつ、モデルや上流を最小限の変更で切り替えられます。

基本的な使い方

次の例は、基本的な chat completion リクエストを送る方法です。modelvendor ヘッダーを変更することで、別のモデルやプロバイダーを指定できます。

高度な機能

マルチターン会話

継続的な会話を維持するには、それまでの会話履歴全体を messages 配列に渡します。

ストリーミング

チャットボットなどのリアルタイム用途では、生成中のレスポンスをストリーミングできます。リクエストで stream=True を設定します。

関数呼び出し / ツール利用

モデルにツールや関数を使わせ、外部システムと連携できます。一般的な流れは次の複数ステップです。
  1. 利用可能なツール一覧を含めてリクエストを送ります。
  2. モデルが、呼び出したい 1 つ以上のツールを返します。
  3. アプリケーション側のコードでツールを実行します。
  4. ツールの実行結果をモデルへ返し、モデルが最終的な自然言語の回答を生成します。

ビジョン(マルチモーダル)

多くのモデルはマルチモーダル入力に対応しており、リクエストに画像を含められます。画像説明、画像分析、視覚的な Q&A などに便利です。この機能は特定のプロバイダーだけのものではなく、gpt-4oclaude-3-5-sonnet-20240620gemini-1.5-pro-latest などのモデルがビジョン機能を持っています。

パラメータ(代表)


プロバイダー固有 API

統一 API に無いパラメータや挙動が必要な場合、上流のネイティブエンドポイントへ直接リクエストできます。この場合は vendor ヘッダーが必須です。
YouRouter は Authorization 以外のヘッダーとリクエストボディを可能な限りそのまま上流へ転送します。詳細は リクエスト転送 を参照してください。

Gemini(Google)

Generate Content

Endpoint: POST /v1/projects/cognition/locations/us/publishers/google/models/{model}:generateContent

Safety Settings

リクエストに safetySettings オブジェクトを含めることで、コンテンツの安全性しきい値を設定できます。カテゴリとしきい値の完全な一覧は、公式の Google AI ドキュメント を参照してください。

Claude(Anthropic)

Messages API

Endpoint: POST /v1/messages

Claude のツール利用

Claude にツールセットを渡すと、ユーザーのリクエストに答えるためにいつツールを使うべきかをモデルが判断します。この処理は複数ターンの会話で構成され、コード側でツールを実行し、その結果を Claude に返します。 以下は、ツール利用のライフサイクル全体を示す完全な例です。

ベストプラクティス

  • ルーティング:本番アプリケーションでは、高可用性のために auto ルーティングモードを使います。特定のモデルバージョンや機能が必要な場合は手動ルーティングを使います。詳細は ルーティング を参照してください。
  • エラー処理:ネットワーク問題やプロバイダー障害は起こり得ます。特に長時間実行されるタスクでは、堅牢なエラー処理と指数バックオフ付きの再試行を実装してください。
  • UX のためのストリーミング:ユーザー向けアプリケーションでは、応答性の高いリアルタイム体験を提供するためにストリーミングを使います。
  • システムプロンプト:よく設計された system prompt は、モデルの振る舞い、口調、パーソナリティを導くうえで重要です。十分にテストし、継続的に改善してください。
  • トークン管理:入力コンテキストと出力生成の両方について、常にトークン上限を意識してください。API レスポンスの usage データを監視し、コストを追跡しながら予期しない切り詰めを避けます。